2015年5月7日木曜日

In Walked Bud





あれから何年経ったでしょうか〜〜♫ (この曲分かる人いるよね??)

っという曲がぴったりな私のブログですが、壊れかけのラップトップと戦いながら

今気持ちを綴っております。。。
















先日、Clarence PennさんのギグがJazz Gallery であったので、ちょいとお邪魔しました。



Thelonious Monkの曲をペンさんのアレンジで演奏するPenn Stationというproject!!

メンバーは、Shai Maestro, Chad Lefkowitz-Brown,Yasushi Nakamura,Michael Rodriguez

というペンさんも含め、NYでみなさん引っ張りだこのミュージシャン達。そんな彼らが演

奏するモンクの曲達はとても面白いアレンジばかりで、聞きながらドキドキしてしま

う 演奏でした。特に私が好きだったのでが、In Walked Bud. モンクの残した曲の中で

も、よく好んで演奏される曲の一つではないかと思います。




Pianoソロから始まる演奏は、不思議の国の扉のような少し不気味で繊細、且つ明確に

選ばれた音の中で繰り広げられていく今までで聞いた事のない In Walked Bud。

ペンさんが演奏の前に話してくれたお話もとても印象的でした。

この話は有名な話だと思いますが。。。簡単に書きます。


バド・パウエルがPhiladelphia で演奏しているモンクを見に行きました。

そこで警官達がやってきて、取り締まりが始まったそうです。バド・パウエルはモンクを

かばって警察の人にモンクがどれだけ重要な人物かということを説明しました。

それなのに、警官は逆にバド・パウエルを警棒で叩きはじめた。

そのせいで、バド・パウエルは精神的な障害と戦いながら生涯を送ったそうです。

モンクはそんなバドに曲を書きました。

それはバドに捧げられた曲で、他に誰も演奏することを許さなかった。

それがこの曲の背景。


今アメリカでも市民と警官との間に深い溝ができていますね。。。

私が思うに警官であろうが誰であろうが、人を傷つけたり、まして殺したりするのは

人間として間違いだと思うのです。警官だからって人を殺しても罪にならないのもおかし

い。でもそんな綺麗ごとは意味のない世の中なのですね。

でも私は心からそう思うのです。。。


指の形から私は争いを好まない人間ということなので、そういう性格なのでしょう。




みなさんの手はどうでしょうか??




本題に戻りまして!!!!

その夜は日本からトクさんも遊びにきていましたよ。

飛び入り参加でハウスも盛り上がりました!!











バドとモンクの友情に続き、次回は友情は時には人によって作られた物??

についてをお送り致します!!




NYの春は本当に短い!!

もう夏の臭いがしています。

がっっっ!!!

ギリギリまで春を楽しみたいと思います!!

みなさんも春を楽しんで下さいね!!











2015年3月25日水曜日

ジャズクルーズ

こんにちは。

最初の投稿が1月に私が参加したジャズクルーズのことになると、

NYのジャズのことを書くのじゃなかったのかと、言われてしまいそうですが。。。

とても心に残っている経験だったので、最初の投稿とさせてもらおうかと思います。



さて、みなさんはフロリダからジャズを楽しむためだけのクルーズがあることをご存知で

すか?ちなみに私はアメリカに来て7年目で知りました。。。

1週間のクルーズでフロリダにある港から就航!!朝から夜中までjazzがそこら中で演奏さ

れていて、自分が見たいバンドを一日中聴けるという、なんとも素敵なクルーズなので

す。お酒を片手に一流のjazzを聴き、暖かい太陽の下でまったりしたりと。。。まぁこれぞ

パラダイス!!という環境。極寒のNYを去り1週間のパラダイスに旅立ったのです。

最初はクルーズの大きさに圧倒されてしまいましたが、それよりなによりミュージシャン

の待合室でテンションあがりっぱなしの私。ただ座ってまってるだけなのに私の前にはThe 

Brecker Brothersで有名なRandy Breckerが座っているのですよ。もちろん彼は私のことは知りま

せんから私だけ悶々としていましたが。。。その横にはClaudio Roditi。もちろん話のお題はトラ

ンペットについて。そのまわりにはMonty Alexander, Freddy Cole, Benny Golson などなど。。。

本当にジャズの歴史の中に放り込まれたような感覚。でも私はただの付き添いですから、

そんな興奮など隠して、しらーーーっと座っていましたが。心の中ではBenny Golsonと目があっ

今っ!!!とか、i-pad持ってるんだあああーーーとか勝手に関心。

っと、こんな感じでクルーズが始まったのです。




色々な人の演奏を聴くたびに、その人の人生とか人柄とか色々なことが聞こえてくると

思いますが、私はなによりも演奏を聴いてその人の生命を分けてもらっているという感覚に

陥る時があります。そう云う時はとても不思議な気持ちになりますが、そんな感覚が何度も

起こったクルーズです。その中の一つにBenny Golson。


Benny Golsonの演奏を聴いている時に、“あの曲やらないかな〜〜”っと考えていたら、

彼が演奏の合間にする小話が始まり、その内容が、“あれ??もしや、来たか??”と思わせる内

容。私の大好きな曲、“I Remember Clifford” クリフォードブラウンのことを話してる!!!

彼が交通事故で亡くなった日、どうして車に乗ったのか、その訃報を他のミュージシャン達は

どうやって知ったかなど。彼からその話を聞くと重みが違う。それはそうだ、彼はその場を

生きた人だから。そして、クリフォードの事をみんなが覚えていられるようにとこの曲を

書いたと話を続けた。

まだ題名も決まっていない時に、Dizzyとのギグの前にピアノでこの曲を

弾いていたところDizzyが彼に、“これは何て曲だ?”と訪ね、彼が弾くピアノに合わせて一緒に

吹き出したという。そして、彼にこの曲をレコーディングしたいと持ちかけた。

その時題名もなかったから、とっさに “ I Remember Clifford " と決めたらしい。

Dizzyの前に、Lee Morgan が先にレコーディングしてその後Dizzyが録音。

その後カーメンが歌詞をつけて、シンガーの間でも人気の曲。

そして、この曲が生まれて何十年たった今も彼が演奏をする。

自分が好きな曲だけに、この時の感動は。。。。やっぱり計り知れない。

そして彼の今でも力強い音。まるでクリフォードとの思い出を思い出を探りながら語りかけてく

るようで。まさしくこれが、“ I Remember Clifford ”なのですね!!!と自分で納得!!

そして私の目はしっめっぽく。。。とはいえ私はクリフォードに会ったこともないので、

泣く資格はありません。っということでちょっと我慢。。。


今でも名曲は、作曲した本人そして多くのミュージシャンから愛され続けています。




次回も引き続きクルーズでの話を書きたいと思います。

今3月なんだから引きづりすぎだろって感じですが。。。

Claudioから面白い話を沢山聞いてしまったもので。伝えられる範囲で書きたいと思っています。


実は今日NYでは3月24日で私の誕生日。

第一弾のブログが自分の誕生日に書き終わるという。

これはいらない情報でしたね。これからもJazzラヴァーにとって面白い事が書けたらいいなと考

えてます。